FIFA WORLD CUP 2026はスペインvsアルゼンチンの決勝が明日に控えています。日本はブラジルに負けてベスト16進出ならずでした。
負けはしましたが善戦したため、森保監督はJFAから日本代表監督の続投を打診されました。非常に有能な指揮官であることがうかがえます。
TVを見ていてこの森保監督の発言で印象に残ったのが、メンバー発表のタイミングが少し早かったことに対して、

TVコメンテーター
「ヨーロッパのリーグが終わるのを待って発表しても良かったのかなと思ったんですが、ちょっと早い今日の発表の狙いは?」

森保監督
「ヨーロッパリーグに所属する選手たちのシーズンの終わりを待って発表するというのも、もちろん考えましたけど、そうすると選べなかった選手たちはオフの予定を決められずキャリアに影響する。」
と回答していました。
他のキャスターは「はぁ~」と感心して息をついていました。
代表選手だけでなく選ばれなかった選手たちのキャリアのことまで考えているんですね。まさに「上司」の鑑です。
一方で、同じ「上司」であるJTC管理職はどうでしょうか。私の経験では、JTCの管理職は部下のキャリアに知らんぷりです。
部下は自分のキャリアについて常に真剣に考えているのと対照的です。
本記事では、JTCの管理職は部下のキャリアに無関心という残酷な現実を私の実体験(TOEIC980点放置事件など)を交えて暴露し、他人に依存せず、社内公募や転職、FIREによって自分のキャリアを自分で作る合理的な生存戦略を解説します。
JTCの上司が部下のキャリアに「無関心」である4つの証拠
面談は「やってる感」だけ。目標設定が仕事内容に反映されない
おそらく人事からは

人事
部下のキャリアを一緒に考えて充実したキャリアを築けるようにサポートしてください。
のように言われているはずです。
そもそも一般社員がどんな仕事をしてどういうキャリアを歩むかはすべて上司の指示で決まります。
例えば、
- どんな専門スキルを磨いていくか
- 管理職を目指すか専門職を目指すか
といったことは仕事内容を指示する上司が実質的に決めることになります。
私の経験では、確かに年度初めの面談時にはこういった話をしましたが、その時だけで実際に仕事内容が変わったりはあまりなかったです。
以下の記事にも書いていますが、私は過去に上司から、

上司
君は仕事を一人でやろうとする性格をしている。もっと他の人とかかわりを持ってほしい。
と言われたことがあります。それを踏まえて、
他の人の仕事をサポートするようにします。
のように目標を設定したのですが、他の人とかかわる仕事が増えたりといったような仕事内容の変化はありませんでした。
仕事内容が何も変わらないということは、克服もできないのでキャリアが上向かないということです。まさに、部下のキャリアは知らんぷりなわけです。
話はずれますが、客観的に見ると当時の私はものすごく他責思考です。上司や会社に自分の命運を委ねすぎです。
TOEIC980点でも放置。「海外勤務の推薦」という口約束の末路
私が勤務する会社は海外の拠点もあるため、海外勤務をしたいと考えて英語の勉強をしていました。
TOEICは980点を取って準備もできていることを面談で伝えると、

上司
英語すごいね。今後使う機会はあると思うから。そういう仕事があったら推薦しとくから。
のように言われていました。
ただ、面談のたびに話題には挙がっていたと思いますが、結局その機会は来なかったです。

上司
最近は海外勤務の人数が減っている。
みたいな何らかのフィードバックもなく、面談の時以外に話題にすることが一切ありませんでした。
要は、部下が希望のキャリアを歩むかどうかなんて興味ないわけです。面談の時だけキャリアについて話をしてキャリアについて考えた実績を作っているだけです。
後から振り返ると、面談以外で話題に挙がらない時点で自分から動くべきと気付かないといけませんでした。キャリアに限らないですが、他者に期待して「待つ」ことはリスクです。この話は以下の記事でも解説しています。
評価もキャリアも放置。関係が悪い部下への徹底的な「知らんぷり」
関係が悪い部下に対してはより顕著になります。
以前のある上司とはかなり関係が悪く、仕事もはかどらない状態でした。
考課(=給料)も悪かったです。周りと比べても入社年次に対して考課の上がり方が遅い。。
正直思い出したくもないですね(笑)
この時も年度初めの面談はありましたが、特に改善案について話したりもせず、仕事内容も変わらなかったです。
明らかに問題のある状態でしたがなぜか現状維持という結論になっていたため、何のための面談なのかさっぱり分かりませんでしたね(笑)
上司がこんな態度をとっても咎められないのには理由があります。JTC管理職が必ず腐敗する構造的理由は以下の記事で解説しています。
唯一の例外は「お気に入り」。イエスマンだけが引き上げられる残酷な構造
上司は気に入った部下のことは本当によくかわいがります。
とある社員Aは媚びを売るタイプで課長と密にコミュニケーションをとっていました。そして、見ているとこの社員Aは担当する仕事が次のように変わっていきました。
- OJTリーダー複数回
- 社内プロジェクトのリーダー(10人程度)
- 新製品の開発プロジェクトのリーダー(数十人規模)
このようにまとめ上げる人数が徐々に増えていき、明らかに将来の管理職候補として育てています。こうやって段階的に担当する仕事の難易度を上げていき育成するわけです。
職級が上がっていくのもかなり早かったですね。
その他の人のことは知らんぷりでも、自分が気に入った部下についてはキャリアをよく考えているわけです。
ちなみにJTCで出世する人には特徴があり以下の記事でまとめています。これらに当てはまる人については、上司もその人のキャリアをよく考えてサポートするはずです。
会社に期待するな。自分のキャリアは「自分」で決める生存戦略
森保監督のような理想の上司に巡り合えればそれに越したことはないですが、私の経験上そんな上司はいませんでした。(笑)
やはり、自分のキャリアは自分で作っていくことが重要だと思います。
むしろ、これしかないと思っています。
社内公募や転職で環境を変える。エージェントで自分の「市場価値」を知る
今の状態でキャリアの先が見えないのであれば、
- 社内公募による主体的な異動
- 転職により環境を変える
といったことが選択肢として考えられます。
多くのJTCには社内公募制度があり、自分で異動先を見つけて応募して異動することができます。私は社内公募制度により、システムエンジニアからハードウェアエンジニアにジョブチェンジしました。
転職については、私は転職活動はしましたが見送られたり辞退したりでした。自分の市場価値がわかるという意味でも、転職活動自体はしておいて損はないと思います。
私はJACリクルートメントを利用しました。企業ごとに担当者がいて希望条件に合ういろんな求人薦めてくれます。キャリア面談をしてもらったこともありますが、転職をゴリ押しされるといったこともなかったです。
年収が上がるかを私は気にしていたのですが、転職しても同程度になる、とのことで今の会社にフェアバリューで雇用されていることが分かりました。「転職しても年収が上がらないのであれば、今の会社での仕事に集中しよう」と気持ちの切り替えにつながりました。
人間関係に悩むINTJの最終解答。資産形成による「FIRE」という選択
JTCに長くいるとわかってきますが、本当に理不尽が多いです。
特に私のようなINTJの人は、人間関係の問題を抱えがちです。
今では、私は会社員にはそもそも不向きでFIREするのが良いと考え、FIREを目指して資産形成を進めています。資産推移は以下の記事で解説しています。
まとめ
森保監督のような「できた上司」と違って、JTCの上司は部下のキャリアなんて考えていないという少々残念な話をしました。
この記事のポイントをまとめます。
- 上司は気に入った部下のキャリアしか考えていない
- 転職、異動で自分のキャリアは自分で作る
- 会社員が不向きの人は、長期的にはFIREするのが良い
会社にキャリアを委ねず、自分で環境を変えるための現実的な第一歩として、私は「社内公募制度」の活用を強くおすすめします。年収を維持したままジョブチェンジする裏技については、以下の記事で解説しています。
JTCの会社員として出世していく人には異常な特徴があります。それを知ることで会社でのキャリアに期待せず、FIREを目指す決意がより固まるはずです。