FIRE計画始動~JTC会社員が経済的自由を目指してみた
初めまして。
いちごFIRE計画(仮)です。
会社員をやっていて色々と思うところがあり、FIREを決意しました。
自分自身、投資の考え方や会社員以外の生き方について何もわかっていなかったため、これまでSNSでいろんな人の投稿を読んで勉強させてもらいました。

いろんな考え方があり目からうろこでした。本当にためになっています。
たぶん自分以外にも、会社員として働いていて
- 会社員を続けるのがしんどい。
- この生活があと何十年も続くのか。
- このままでいいのか。
といった不安、悩みを抱えている人が多くいると思っています。
自分が苦労したことや、資産形成の過程をブログにすることで、そういった人が少しでも現状を打開する一助になるんじゃないかと思いブログを始めることにしました。
私自身もそうしたように、他の人の考え方や資産形成の過程を知ることで、自分自身の考え方を整理したり資産形成のやり方を見直したりするのに参考にしていただければと思います。
私について簡単にまとめると、
- 30代
- 独身
- JTC勤務
- 年収800万円
といった感じになります。
実は、ブログを開始する前からすでにFIREを見据えて資産形成を進めており、今現在(2025年8月)は
- 総資産額5,000万円
- 年間配当金総額100万円(見込み)
というところまでは来ました。
受け取り配当金をグラフにすると、こんな感じになります。
「経済的自由を目指す」と言うからには、まず目指す目標を設定する必要があります。
ですが、現時点ではFI到達の基準についてはまだ明確にはなっておらず、とりあえず仮の目標を設定して走り出したという形になっています。その仮の目標は、
- 資産額7000万円
- 年間配当金240万円
となります。
今の生活費を考えるとこの辺りが最低ラインになります。
このページでは、私のFIRE計画とその過程をまとめていますので、ぜひ参考にしていただければと思います。
- 本ブログではFIREに関する記事を書いていますが、FIREするかはその人の人生に大きな影響を与えるため、目指すかは自分自身で判断する必要があります。FIREを推奨しているわけではありません。
- 個別株が出てくることはありますが、その銘柄の売買を推奨しているわけではありません。
そもそもFIREとは?

FIREの種類
FIREには何種類もありますが、個人的には分類する必要性はあまりないと思っています。
あくまでFIが本質です。
生活水準によって生活支出額が異なり、
資産収入>生活支出
が成り立てばFI達成で、REは選択してもいいし、しなくてもいい。
というだけです。
しいて覚えるとすると、Fat FireとLean Fireくらいだと思います。(他は意味合い的にREしていません。)
有名どころの○○FIREをいくつか書いてまとめておきます。
Fat Fire(ファット ファイヤー)
Fireの理想形です。
「Fat」は豊かなという意味があり、普通の暮らしだけでなく贅沢も自由にできるFireです。
労働収入や相続、不動産投資、株式投資等で十分な資産をためて、資産収入が1,000万円前後を超えるイメージです。資産額は数億以上だと思います。
贅沢の程度は人によるので必要な資産収入も変わってきます。
贅沢をして支出が多くなっても
資産収入>生活支出
の関係が崩れないので、資産が減ることはなく増えていきます。
働かなくても、贅沢をしても資産が増えていく状態です。
Lean Fire(リーン ファイヤー)
「Lean」は無駄のないという意味で、ここでは贅沢せず質素な生活を送るという意味になります。
Fat Fireとの違いは資産規模です。
資産収入は数百万のイメージです。
贅沢にそもそもあまり興味がない人やミニマリストで支出が少ない人だとこのくらいの資産収入でFIREできます。
Fat Fireと同じく、
資産収入>生活支出
の関係が崩れないので、資産が減ることはなく増えていきます。
人によって節約や我慢の許容度は異なりますので、必要な資産収入額も様々です。
普通の会社員がFireを目指す場合、おそらく現実的な目標はLean Fireになるのではないかと思います。
Side Fire(サイド ファイヤー)
資産収入だけでは生活費を賄えない場合に、副収入で足りない分を補う形になります。
関係式は、
資産収入+副収入>生活支出
のようになります。
会社員としてフルタイムでは働かないが、フリーランスや副業で何かしら仕事を続けて、不足分を賄います。
会社に縛られない、というのがポイントになります。
会社員として働いていると、人間関係の問題などで疲弊してしまうこともあるので、それがなくなるのが大きな利点です。
ただ、おそらく労働のタイパは悪くなり収入は減るんだと思います。

個人的には会社でフルタイムで働いて稼ぎ切った方がいいんじゃないかと思っています。
Barista Fire(バリスタ ファイヤー)
Side Fireとほとんど同じで、こちらはパートタイムやアルバイトで会社に所属します。
関係式は、
資産収入+副収入>生活支出
です。
Side Fireと違い会社に所属するため、社会保険などの福利厚生のメリットがあります。
FI達成が本質。REするかは人による。
SNSでFIRE民の方たちをフォローしていますが、FIREの本質はFIを達成することが本質と考えてよさそうです。
FI達成していない状態が脆弱すぎるんだと思います。
会社員の場合、会社での仕事が楽しくて人間関係も順風満帆であれば、特に疑念を抱かずにずっと働き続けるんだろうと思うはずです。
自分もそうでした。
ただ、中々そうはいかないと思います。
会社員であれば異動がつきものですが、異動していわゆる「上司ガチャ」で合わない人と当たってしまう可能性もあると思います。
経験上、合わない人と無理に関係を続けようとすると疲弊します。
そういう時にスパッと会社を辞めて状況を打開できるか。
あるいは、リスクをとって転職できるか。
FI達成していると、できるんだと思います。
FI達成していないと、踏み出せないんじゃないかと思います。
そういった意味で、FI達成して安全を確保することが重要なんだと思います。
FIREの目的
サラリーマンという生き方が合っていないことに気づく
会社での違和感
サラリーマンを10年以上続けていますが、人間関係に苦労することが多かったです。
合う人もいれば合わない人もいますが、サラリーマンだと合わない人ともうまくやっていかないといけません。
人間関係以外にも、「これ、やる意味ある?」と思えるような作業もやらなければならず、それも嫌です。
コロナ禍を経てもいまだにハンコをポンポン押していて、「なぜ?」と思うのですが他の人は違和感を持ってなさそう。
やりたくないことでも、「仕事だろ!」で片づけられてしまうのが納得できないと感じていました。
そもそも、「仕事だろ!」はどういう意味でしょうか。仕事だから~しなければならない、は論理はどうなってるの?と思ってしまいます。
また、趣味の1つとして登山に行くのですが、サラリーマンだと基本休みは週末です。
週末の電気が雨だと中止。雨上がりでも地面がぬかるんでいて中止。暑すぎても寒すぎても中止。
平日も自由に動けたら、ベストコンディションの日に登山に行けるのに。
こんな経験をしているとだんだん自分がすごく自由がない立場にいると感じるようになりました。
自由に不自由している。
といった感じで、この状況から何とか抜け出そうとFIREを目指すことにしました。
ただ、すぐにFIREしようとはならなかった
coming soon…
FIRE達成に向けて
配当金>生活費になれば、FI達成
よく出てくる関係式ですが、年間の配当金が生活費を上回れば資産を減らすことなく生活できるのでFI達成になります。配当型のFIを考える場合は、ここを目指すことになります。
ただ、もしFIREした場合、生活費が会社員時代と異なる部分も出てくると思います。
例えば、
- 社食の安い食事が利用できなくなる。
- 引っ越して家賃が変わる可能性がある。(持ち家の可能性もある。)
- 遊びに行く時間が増え、交遊費が増える。
- 等々
なので、FIRE前後で生活費が変わることを前提に目標設定をする必要があります。
そもそも誰にでも(自分にも)できるのか?
これについては、いろんな方のFireブログを見させていただきました。
REするかはおいておくとして、FIできるかは、
結論、
人による
ということになります。

私自身はできると思っています。
重要なポイントとして、
- 収入の多寡
- 生活水準
- 扶養家族の人数
- 居住不動産についての考え方
あたりが考えられます。
収入の多寡
言わずもがなですが、収入が多い方が資産の積み上げが有利になりますのでFI達成の可能性が高まります。
SNSを見ていると
- 30代で年収1,000万円を優に超える
- 夫婦共働きで世帯年収数千万円
という人たちもいっぱいいるようです。

同世代でもかなり差があり、すごい人はすごいですね。
そういう人たちは簡単にお金を貯められてFIできそうに思えますが、必ずしもFIできないようです。
それはハイスペックの人たちは生活水準も高いケースが多いからですね。
生活水準
FIを達成するには
資産収入>生活支出
の関係を満たす必要があります。
そのため、いくら収入が多くてもその分支出も多ければ
- お金が残らず、資産が積み上がらない
- そもそもの目標値(生活支出)が高い
ということになり、FI達成はできません。
そういった意味では、収入が少なくても生活支出が少なければ、つまりあまり贅沢せず節約が苦にならない人だとFI達成は十分に可能だと考えられます。
扶養家族の人数
生活支出に関しては、
- 独身か既婚者か
- 夫婦共働きか
- 子供の人数
- 親世代が経済的に自立しているか
あたりが関係しています。
正直ここはかなり人によっておかれている状況が異なると思います。
私もそうですが独身の場合は結婚相手が
- 結婚後も働きたい人なのか
- 家庭に入りたい人なのか
- (いやらしい話ですが)結婚相手のご実家が太いか
あたりが気になりますね。
もちろんお金がすべてではないのはわかっているのですが、もし自分ひとりで1馬力で家計を支える場合はFIはかなり遠のくはずです。
さらにお相手がFIの重要性を理解している人であれば色々協力してFIを目指すこともできるのですが、金融リテラシーがなく現金主義で「投資はギャンブル」と思っている人であれば、株式投資なんてさせてもらえないのでFI達成を考えるとかなり厳しいと思います。

過去の自分もそうでしたが、
- 「投資はギャンブル」
- 「投資はリスク」
- 「現金が一番安心」
と思っている人はまだまだ多いように思います。
居住不動産についての考え方

不動産については私もあまり詳しくなくSNSで勉強させていただいています。
不動産は人生で一番大きな買い物と言われるように、かなり大きな出費を伴います。また、避けて通ることはできません。
そのため慎重に判断する必要があります。
古くから「賃貸vs持ち家」論争はありますが、FI達成の観点で考えると
- 安い賃貸
- 値上がりの期待できる持ち家
の2つを個人的には考えています。
まず、安い賃貸は毎月の生活支出を低く抑えることができるため、FI達成が早まります。ただ、資産性がないためお金が出ていくだけになります。
もう一方の値上がりの期待できる持ち家は、例えば今はやりのタワマンです。まず住宅ローン控除を利用した節税を行います。そして、値上がりを狙います。
昨今のインフレで値段が上がる物件はどんどん上がっていますので、不動産に詳しい人であれば含み益を蓄えて将来地方の安い物件に引っ越して、余ったお金で高配当株を買ったりできます。
ただ、売却したいタイミングで相場が崩れていたら多額の損失で終わる可能性もあります。

個人的には横ばいでも十分なのではないかと考えています。
まとめると以下のようになります。
メリット | デメリット | |
---|---|---|
安い賃貸 | ・毎月の支出を抑えられる。 | ・資産性がない。 |
値上がりの期待できる持ち家 | ・住宅ローン控除 ・値上がりが狙える。 | ・多額の損失で終わる可能性。 |
あくまでFI達成の観点で考えていますが、
- 高い賃貸
- 地方の一軒家等の値下がりする持ち家
は上記と逆の性質があるので厳しい気がしています。

新卒で速攻でマイホームを買う人もいますが、よほど強い考えがない限りは、社宅や家賃補助でお茶を濁してじっくり考えるのがいいと思っています。
自分もそうですが、新卒の何もわかっていない状態で大きな買い物をするのはリスクに感じます。
いつまでにFIREすべきか?
これもSNS上ではいろんな人がいるようです。
見ていると30代~40代が多いですね。
20代だとさすがに、資産形成が間に合わないんだと思います。
他には私の経験的には
- 体力もありある程度の無理が効く
- 会社員の理不尽もまだあまり経験しておらずREする理由がない
といったあたりも理由としてあると思います。
一方50代だと、そこまで行くということはそれなりに会社員として働くことに納得できているんだと思います。職場の雰囲気が良かったり、昇進して仕事にやりがいを感じられていたり。そのため、この場合もREする理由が無いんだと思います。
私の場合
私の場合、30代になってから体力の衰えは少し感じるようになりました。
- 単なる風邪が重症化する
- 筋肉痛が遅れてやってくる
というような体の変化を感じています。

人生って有限なんだな、と感じています。
また、
- 漫画、ゲームへの情熱が冷めた
- お酒が前ほどおいしく感じない
といった変化もあり、人生において”その時”にしか楽しめないものもあるという気づきもありました。
そのため、当たり前な気もしますが
FIREするのはできるだけ若い方がいい。
という結論になります。
できるだけ若いうちにFIREを実現し、自分がやりたいことにまい進する、これが理想になります。
そのうえで、自分の資産状況を踏まえると私の場合
40歳前後でFIREを実現する。
というのが現実解になると考えています。

相場状況等いろんな要素が絡むので、間に合うか不安ですが。
目標設定
1つの目安として、資産額7000万円、年間配当金240万円(月20万円)
いろいろシミュレーションをするのに時間がかかりそうだったので、暫定的に目標を定めてひとまず走り出すことにしました。
その目標が見出しにもある、
- 資産額7000万円
- 年間配当金240万円
になります。
家計簿アプリをつけていますが、私の場合は(独身のままだとすれば)家賃を考えないと10万円あれば普通の暮らしはできそうです。
投資方針
とにかく入金
入金して資産を増やす
基本方針としては、とにかく証券口座に入金して株を買っていきます。
会社員のメリットとして、毎月一定額の給料が安定して振り込まれます。そのため、いざというときに備えて現金を用意しておく必要性は薄いんじゃないかと考えています。そのため、キャッシュポジションは少な目で運用します。
投資をやっていると「稲妻の輝くタイミング」という言葉を聞きますが、市場全体が数%(日経平均で1000円以上)上昇するようなこともあり、そういう機会は取りこぼさずに拾っていきたいです。そういった意味でもフルポジに近い運用がいいのではと思っています。
また、個別株を持っているとたまに何倍になる銘柄もありますが、凄腕の投資家でない限りそんなに出会えないため、やはり入金を増やしていきそういった機会に出会う可能性を高めていくのがよさそうです。
基本買ったら買いっぱなし
「トレード」はしない
投資のセンスがある人は売買を繰り返して、どんどん資産を増やしていけばいいと思います。SNSでもトレードがうまい人はいっぱいいますね。SNSをやってると自分にもできそうとなぜか思えてきます。
ただ、自分はそうではなさそうです。
たまたまうまくいっても長期で成功し続けるのはもっと難しいはずで、有名な投資家のウォーレンバフェットでも平均で年20%だそうです。普通の人はゆっくり増やすのがいいんだと思います。
また、本業をやりつつだと好きなタイミングで売買できないなど制約があるので、素質がある人でも会社勤めだと難しいんじゃないかと思います。
そのため、「いわゆる」トレードはしない方針で、買ったら買いっぱなしに今のところしています。
タイミングを計っても経験上失敗する
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譲渡益に税金がかかる
売却して利益が出た場合は、その利益に税金20%(2025年時点)がかかります。そのため、売却して別銘柄を買う場合はその20%分がビハインドになって、それを超えるリターンを出さないといけなくなります。
こう考えると、ある程度腕がある人でないと売買はしない方がいいのではと思っています。
暴落時には最大限被弾してしまう
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配当金の再投資
配当金は再投資してどんどん株数を増やします。
投資を始めた最初の内は本業の収入のみですが、配当金が増えてくると買える株数が増えて資産増加が加速します。
配当金の入金は、日本株の場合6月、12月に偏りがちでその期間はまとまった額が入るので、配当金が増えてくると配当金だけでも株が買えるようになります。
また、配当金が年100万円まで増えて全額再投資すると、税引き後4%として次の年4万円配当金が増える計算になります。つまり、配当金が年100万円を超えると、毎年4万円ずつ増えていくということになります。
投資対象
投資対象は高配当株を中心にいろいろ
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個別株の集中投資、レバレッジはしていない
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投資実績
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