昔いた職場で上司から言われたのが

君は仕事を一人でやろうとする性格をしている。もっと他の人とかかわりを持ってほしい。

という内容でした。

「他の人とコミュニケーションが取れない」みたいな極端な言い方をされたこともあります。

これはさすがに、好き放題言い過ぎではと思いました(笑)

ちなみに、この上司は一度思い込むとその方向に突き進むタイプの人でした。一度悪い奴だとジャッジすると、その後は完全悪のように扱ってきましたね。

補足ですが、このように全否定してくる上司がいても真に受ける必要はないです。JTCの管理職が必ず腐敗する構造的理由は以下の記事で解説しています。

確かに、コミュニケーション能力は高くないという自覚はあったので改善しようと努力しました。ただ、あまりうまくいきませんでした。

行動遺伝学について知った今では基本的に人の社交性は変えることはできないと考えています。よって、改善しようという努力自体が実は「間違った方向の努力」だったと思っています。

本記事では、コミュ力不足に悩む人が無駄な「性格改善」をやめ、自分に合った環境へジョブチェンジする合理的な生存戦略を解説します。

上司からの「コミュ力不足」の指摘。無理に性格を変えようとした失敗談

INTJ特有の思考?「雑談=意味がない」と考えるのは悪いことか

会社に入ってからは、仕事を振られるとわからないところがあったら知っている人に聞きつつ仕事を進めていました。

このように他の人に聞いたりすることはありますが、確かに頻繁に誰かと雑談したりということはなかったです。

むしろ雑談は仕事をしていないという意味で、「雑談=さぼり」くらいに思っていました。

INTJはこういうところがあるようですね。

仕事の話=意味のある会話

雑談=意味のない会話。

色々な職場を経験していますが、求められる能力は違います。

  • 黙々と作業をこなす能力
  • 同僚や客先と良好な人間関係を構築できる能力

この2つは正反対とも取れますが、後者の能力をもっと鍛えようと考えました。

懇親会での気まずい沈黙。社交性のなさを痛感した日

とある出張で、客先を訪問してその後立食形式の懇親会が行われました。

「この機会に積極的にいろんな人に話しかけてコミュ力を鍛えよう!」というように考えて、お互い知っているけどあまり話したことが無い人達に話しかけました。

ところが話が続かないんですね(笑)

サイレントタイムの気まずさたるや(笑)

周りを見るとみんな楽しそうに会話しているように見えて、長時間同じ相手と話し込んでいる人達もいるようでした。

盛り上がっているグループに自分も入っていって話に加わるのですが、すぐにそのグループは解散したりするんですよね(笑)

その後、解散した人達が私抜きで別の場所に再集合して話しているまでありました。(笑)

端的に言ってコミュ力が無いわけです。

しかも同じような機会は何度もありましたが、一向に改善されず。

何より、懇親会自体を楽しいと感じなかったんですね。

社交性は努力で改善する?行動遺伝学が示す「性格」の真実

「性格は変えられる」というJTCの無神経な思い込み

社交的でない社員とその上司がいるとします。

上司

他の人達は良く雑談したりしてコミュニケーション取ってるぞ。

社員

(自分はできていない。自分を変えないと。。)

このように性格について指摘されたことがある人は少なくないのではと思っています。

こんなことを言われると、普通は改善しようと考えて悩みますね。

こういう指摘をする人は、誰でも頑張れば社交的になれると考えてしまっています。

社交的かどうかは背が高い、肌が白いといった物理的なものではなく気持ちの持ちようなので、変えられると考えてしまうんですよね。

社交性もDNAで決まる。背を伸ばせないのと同じ理由

ただ、この考え方は間違っています。

行動遺伝学によると生まれ持ったDNAによって、その人の心理的特性はおおよそ決まっています。

ある人が社交的かそうでないかは、生まれた時点で決まっているわけです。

身長、肌の色のような物理特性だけでなく心理的特性も生まれつきなわけです。

そう考えると、先程の例で課長が「社交的にふるまうように」と指摘したことは全くナンセンスということになります。

背が低い人に背を伸ばせと言っても不可能であるのと同じです。

コミュ力に悩む人が取るべき「自分を変えない」生存戦略

向いていない職場で疲弊する前に、自分の適性を見極める

若いときは何でもできると強気に考えがちですが、向き不向きは確実にあるはずです。

そのため、同じ職場にいるとしてもできるだけ色々な人と色々な仕事をしてみて自分が楽しいと感じるかを見極めるのが良いと思います。

  • 社内/社外の懇親会
  • 固定メンバー以外の同僚との仕事
  • 新規事業メンバーへの参加

などがあると思います。

実際に経験することで感じることは多いと思います。

このような経験を通して、

  • 自分が社交性のある人間か
  • どういった仕事内容が向いているか

が徐々に見えてくると思います。

社内公募や転職で、自分に合う「職場・職種」へジョブチェンジする

自分にはどういう職場、職種が向いているかが分かってきた上で今の職場が合っていない場合は、職場を変えるしかありません。

すぐに思いつくのが転職です。

私は転職経験はありませんが、転職活動はしたことがあり何回か面接を受けて見送られたり辞退したりしました。

もし職場を変えようと思っても、中々踏み切れなかったりもします。ただ、私の経験上は待っていても状況は変わりません。「待つ」リスクと生存戦略については以下の記事で解説しています。

転職以外にもある程度大きなJTCでは社内公募制度があり、自分からポジションに応募して異動することができます。私は社内公募制度により、システムエンジニアからハードウェアエンジニアにジョブチェンジしています。

まとめ

上司から性格について指摘されたときに、どのように考えたらいいか私の考えを書きました。

この記事のポイントをまとめます。

  • 行動遺伝学によると、性格は生まれつきのもの
  • 職場が合っていないと感じたら転職、社内公募で主体的に職場を変える

自分の性格を改善しようとつい考えてしまいがちですが、そうではなく自分の性格に合った職場に転職、異動するのが正しいです。

社交的でない人が頑張って社交の場に出ても、「慣れ」はできますが「根本的」には変わりません。

また私の経験上長続きしないと思います。

JTCで働いていると、

  • 出世してえらくなりたい
  • 出世して年収を上げたい

と誰しも思いますが、「出世する人」には特徴があります。これも向き不向きがありますので、自分の性格に合っているかを見極めるのが重要だと思います。

JTCで働いていると、職場で「合わない人」が出てきます。「合わない人」がいると自分に原因があると考えてしまいがちですが、これは自分が悪いわけではなく、JTCには人間関係の問題を抱えやすい構造的な理由があります。