ある上司の話ですが、この人は本当に人の陰口をたたくのが好きでした。
- 直属の部下
- 退職した部下
- 他部署の人
- 取引先の人
これらの人に対する悪口を本人がいないときに言うんですよね。
聞かされるこちらとしても、自分も言われてるんだろうと思うと何も面白くなかったですね(笑)
上司がこんなことをすると組織が崩壊すると思うのですが、なぜ会社から咎められずそのポジションに居座り続けられるのでしょうか。
本記事では、ターゲットを選ばず陰口を叩く上司がJTCで生き残れる「構造的な理由」を私の実体験から暴き、「上司ガチャ」に外れた際の合理的な生存戦略を解説します。
「うちの上司、無類の愚痴好き」ターゲットを選ばず全方位の陰口を叩く生態
直属の部下から他部署、お客さんまで。本人がいない所での悪口オンパレード
この上司は「過大要求」気味の上司で、常にこなしきれない量の仕事を振ってきました。そのため、私に限らず同僚もあらかじめ決めたスケジュールから後ろ倒しになることが頻発していました。
そういう時に、本人がいないところで

上司
あいつ、早くやれよな。
と切れ気味に言ったり、ある人が仕事が遅れていてこの上司がカバーすることになった際に、ホワイトボードのその人の名前をペンでたたきながら

上司
本来はこいつがやる仕事だぞ。こいつが役割を果たしていないんだ。
のように、舌打ちしながら吐き捨てるように言っていました。ちなみに言われた人は隣の部屋にいて、下手したら聞こえるくらいの距離でした。
その場にいた人は苦笑いでした。寒い空気になりましたね。
私も知らないところで相当言われているはずで、実は何回かその場に鉢合わせしています。
ある時、書類の提出期限が近くて、あまり重要な書類でもなかったためスピード重視で作成したのですが、

上司
あいつはこの部分はこの数字でいいと思ってるのか。

課長補佐
(気まずそうに)あ、戻ってきましたよ。

上司
。。。
。。。
みたいなことがありました。似た様な場面は他にもあり、鉢合わせすると場が凍りますね(笑)
キリが無いのでこの辺にしておきますが、他部署の人やお客さんとオンライン会議をした後に、

上司
ありがとうございました~。
と言って、回線を切るやいなや速攻で悪口が始まることも度々ありました(笑)
陰口を言われた若手は次々と退職。「自分も言われている」と疑心暗鬼になる職場の苦痛
同僚に陰口を言われるだけでも、誰しも相当嫌な気持ちになるはずです。それが直属の上司だったら、なおのことです。
たとえ陰口を言われたとしても、この上司に仕事の報連相はしないといけない現実。
本来は困ったことがあった時の相談相手が上司のはずですが、こんな上司に相談なんてできないですね。
他の同僚であれば距離を置くという対応が可能ですが、上司だとできないのが厄介です。
こういうことがあると結果として、「部下が辞める」という結末に落ち着きます。
実際に若手は何人も辞めましたね(笑)
これ以外にも原因はあったとは思いますが。
また、上司が部下の陰口を同僚の前でたたくと、同僚はこの人を当てにしなくなることも起こりえます。結果、発言力が弱くなり仕事がやりにくくなります。
論理的に責め立てるので「確かにこの人が悪い」と聞いてる人は思っちゃうんですよね。
なぜ「陰口・愚痴ばかりの上司」がJTCで処分されずに生き残るのか?
会社も処分できない。人事や同僚も問題視しているのに「現状維持」で放置される理由
部下が次々に辞めていくので部長や人事部も問題には思っているはずです。
同僚の間でも、「人事から言われてるはずだよな」と噂されていました。
ではなぜ、配置換えも無く現状維持になっているのか。
それは、仮にこの上司を辞めさせたとしても、その仕事を代替できる人がすぐには見つからないからです。
以前、以下の記事で出世する人の特徴について解説しました。
この記事に書いている特徴の内、
- 異常な体力のある人
にこの上司は当てはまっているんですね。
同じくらい体力のある人はそんなにいるわけではありません。そのため代替は難しいです。
この部署では部下に過大要求をしないといけないくらい仕事があふれていたため、相当体力がある人でないと務まらなかったと思います。
そして、部下が辞めていったとしても、体力があるがゆえに部下の仕事を自分が巻き取ることができます。そのため、組織全体としては仕事が滞ったりはしないため、実質的に問題が生じるわけではなく、「現状維持」が解になりえます。
圧倒的な強み(専門性・人脈・体力)があれば、性格に難があっても有無を言わせず押し通せる
このことは逆にとらえることもできます。
もし自分に何らかの欠点(愚痴を抑えられない等々)がある場合でも、
- 体力があり、圧倒的な仕事量をこなせる
- 圧倒的な専門性、スキル、経験値がある
- 圧倒的な社内、社外人脈を持っている
のような特徴を持っていれば、代替する人材がそうはいないため、周りに有無を言わせず自分のやり方を押し通すことができます。
性格に難がある人でも、圧倒的な専門性を持っているため生き残っている人も見かけますね。あと、上層部とプライベートで仲が良くて幅を利かせている人もいます。
「上司ガチャ」に外れて最悪の上司に当たった時の、合理的な生存戦略
JTC勤務の場合、新人の配属時から始まり幾多の異動のたびに、いわゆる「上司ガチャ」を回し続けることになります。
たまたま相性の良い人にあたる可能性もありますが、以下の記事で解説しているように管理職は必ず腐敗するので上司ガチャには外れると思っておいた方が良いです。その上で、生存戦略を考えていきます。
愚痴を聞かされる環境から逃げる。社内公募や転職で物理的な距離を置く
合わない上司にあたった場合は「運が悪かった」とあきらめるしかありません。愚痴を聞かされて疲弊する前に自分から物理的な距離を置くのが唯一の正解です。
待っていれば会社から辞令が出て異動になる可能性もありますが、いつ来るかわからない異動の辞令を待つのは悪手であり、主体的に環境を変える必要があります。
私は「待つ」という選択をしてしまい、後悔する結果となりました。
JTCの強みである「社内公募制度」を活用すれば、年収や待遇を維持したまま、合わない上司から離れてキャリアを再構築することが可能です。
究極の解決策。FIRE(経済的自立、早期退職)で「理不尽な上司ガチャ」から完全に抜け出す
異動や転職で一時的に環境が改善したとしても、JTCにいる限り、別の「無類の愚痴好き上司」にエンカウントするリスクはくすぶり続けます。
この不毛な「上司ガチャ」から永遠に抜け出す究極の解決策は、労働者という立場自体を卒業すること、つまりFIRE(経済的自立、早期退職)です。私はそのための資産形成を進めています。
まとめ
何らかの欠点(愚痴を抑えられない等々)がある上司でも、そのポジションに居座り続けられる理由について解説しました。
この記事のポイントをまとめます。
- 上司が陰口を言うと、部下は辞める
- 欠点がある上司でも、それを補う強みがあれば自分のやり方を押し通せる
人格に難があっても、体力や社内政治などの「異常な特徴」さえあれば出世できてしまうのがJTCの残酷な真実です。出世する人の特徴と、当てはまらない人の生存戦略については以下の記事で解説しています。
また、今回のような「最悪の上司」が生まれるのはその人個人の性格だけでなく、JTCの構造的な問題でもあります。上司ガチャに外れたと気づいた時の生存戦略については、以下の記事でも詳しく解説しています。