社内公募を使うと決めたら、次に気になるのは「本当に周りにバレずに動けるのか」という点だと思います。決断に至るまでの経緯は「思考法の記事」で書いた通りですが、いざ動くとなると今度は「今の職場での人間関係に影響は出ないか」という不安が生じてきます。
この記事では、社内公募の審査がどのように水面下で進むのか、実際の制度と私の経験をもとに解説します。
※本記事は、JTC脱出の裏ルートを解説する「社内公募シリーズ」の第3回です。シリーズの全体像やメリット・デメリットについては、まず【第1回:まとめ編】をご覧ください。
上司にバレる?社内公募の「審査の裏側」とリスク管理
直属の上司の許可やリファレンスは本当に不要か?
結論から言うと、直属の上司の許可も、現職場の同僚からのリファレンス(推薦)も一切不要です。社内ポータルから自由に応募でき、応募先の部課長が現職場に裏取りのヒアリングを行うこともありません。
普段からキャリアの相談をしている上司であれば、事前に伝えるという選択肢もありますが、私は「絶対に誰にも伝えないこと」を強く推奨します。
JTCの職場には少なからず「仲間意識」が存在するため、抜けようとしていることがバレると関係がギクシャクします。同僚に噂が広まり、最悪の場合は「どうせ辞める人間だから」と仕事を干されるリスクすらあります。制度として水面下で動けることが担保されている以上、その権利をフル活用して一切の情報を遮断するのが最も合理的な立ち回りです。
不安なら人事に直接確認!現職場にバレないための情報統制
現職場の同僚に「動き」がバレると居づらくなるリスクがあり不安になると思います。社内公募のポータルサイトの制度説明を見ても「応募していることが現職場の同僚に知られることはない。」とはっきり書いているのですが、それでも本当かと思ってしまいます。
不安に感じる人は多いんじゃないでしょうか。
私の場合は、応募前に念押しで人事の社内公募窓口に確認しました。すぐに回答が来て、「知られることはない。」とのことでしたので、まあ大丈夫かなと思い制度を利用することにしました。
落ちた場合、今の部署にバレて居づらくなるのか?
私は社内公募の1回目はエントリーシートの段階で落ちました。そのため、人事以外とは誰ともやり取りしていません。職場の人には誰にも社内公募に応募したことは話していませんでしたので、仕事を進める上で特に不利益は生じませんでした。
人事が言っていたように、上司含め職場の人にはバレないという守秘義務は守られているように感じました。そのため、私の経験から言うと「社内公募で落ちた上に、今の職場にバレて居場所がなくなる」という最悪の状況にはならないと思います。
【面接まで進んで落ちた場合は?】
私は面接まで進んで落ちた経験はありません。そのため推測になりますが、仮に面接まで進んで落ちた場合は、お互いに顔を見知ってしまいますので落ちた後に社内ですれ違ったりしたときは気まずいかもしれません。社外転職の場合だと、基本的に落ちたらもう会うことはないので、ここは大きな違いです。
私は転職活動もしましたが、面接をした人とは当然その後会っていません。
まとめ
社内公募は「制度としては使いやすい」一方で、水面下でどう立ち回るかで結果が大きく変わる制度でもあります。本記事のポイントを整理します。今回お伝えしたポイントを整理すると、
- 現職場には基本的にバレない設計になっているが、不安なら人事に念押しで確認してよい
- 相談相手は同僚ではなく、社外の友人かキャリア相談室を選ぶ
- 落ちても人事以外に伝わることは基本的にない
「バレたらどうしよう」という不安が動けない一番の理由になりがちですが、制度上はきちんと守秘義務が設計されています。
応募の決意が固まったら、次はいよいよエントリーシート・面接です。ES・面接実践編で、未経験からどうやって合格をもぎ取ったか、具体的な戦略を解説しています。