以前Xで次のような投稿をしました。

資本があると(極端に言うと)何もせずに500万円増やせますが、一方で年収500万円の人は一年もの間会社にこき使われて理不尽な目に遭ってようやく500万円を手にするわけです。

同じ500万円を獲得するのに労働者はものすごく膨大な時間と労力を消費しないといけないわけです。人生を捧げているように感じてしまいます。

こう考えると、労働者という立場は実はものすごく不遇な立場なんじゃないかという思いが強くなってきました。

これからの社会人生活に胸躍らせているJTCの新卒や若手の人には思いもよらない考え方だと思いますが、会社員を続けるのは悪手でREを目指すべきという私の考えについて、記事にまとめてみました。

年収500万の会社員が直面する「資本主義の残酷な現実」

労働者が受ける理不尽。500万円のために「1年間こき使われる」異常性

もし年収500万円の会社員がいた場合、その人は一年間の中で、土日祝日と有給休暇以外を除く約240日間働くと500万円もらえるわけです。

年収500万円は日本人の年収のだいたい平均値になります。

この「働く」の中には次のような理不尽が含まれます。

  • 上司の意見に反対でも従わなければならない
  • 考課に納得できなくても受け入れなければならない
  • 性格的に合わない人ともうまくやっていかなければならない
  • 決まった時間に出社しなければならない
  • 通勤できる範囲に暮らさなければならない

これらは私が経験している理不尽の一部です。

会社員の人にはわかると思いますが、理不尽は挙げ始めるとキリがないですよね。

新卒ならともかく、何年か以上働くと多かれ少なかれこういった、あるいは全然違う理不尽を経験することになります。

年収500万円というのは、これらと引き換えの500万円なわけです。

(私も含めて)JTCで人間関係のトラブルを抱える人は多いですが、その人が悪いというわけではなくJTCの構造的な問題だったりします。このことについては、以下の記事にまとめています。

資本家の視点:労働者の1年分の苦労は、わずか1%の「株価変動」にすぎない

株式投資をしているとわかりますが、インデックスでも一日に数%、個別株に至っては10%以上変動することも普通にあります。

株式投資で金融資産が増えてくると、私のレベルでも日経平均が数%動くと100万円以上変動することがあります。

もし資本家がいて5億円分の株を運用していたら、1%増えただけで500万円増える計算になります。すでに5億円分の資産を持っている人からしたら、500万円という金額は寝てても一日で増える金額です。

一方で、労働者はその500万円を得るために上記のような年間240日分の理不尽を耐えなければならないわけです。

500万円という金額は庶民からすると大金であり、一年間の労働をかけて得るものですが、資本家から見たらどうということはない金額というわけです。

持つものと持たざる者の差、資本主義とはこういうもの、と言ってしまえばそれまでなのですが、何ともむごい現実です。

経営者の視点:たった500万円で優秀な人材を1年間「使い潰せる」という残酷な現実

そして会社の経営陣から見ると、このたった500万円で一人の人間を一年もの間こき使えるわけです。

一年間もの間、一人の人間を平日の朝から晩まで文句も言わせず理不尽なことを命令できて、こき使うことができる。

会社目線で見るとすごいことが起こっていると感じます。今まで気付かなかったのが悲しいです。そして、このことは年収500万円が1,000万円になっても変わりません。

私もそうですが、給料が上がると素直にうれしいです。ただ、月給が1万円上がって年収が500万円から512万円になったとしても、うれしくはあるのですが実に小さな話というのが分かります。

昨今の賃上げは喜ばしいことではありますが、資本主義社会の中では残念ながらものすごく小さな出来事なわけです。

しかし、こんな理不尽にもかかわらず会社員が一斉にやめたりせずに労働者の受給が取れているのは不思議な気もします。

理不尽な会社員から脱却する。RE(早期リタイア)という最終目標

働くことを「義務」から「選択」に変えるFI(経済的自立)の力

私自身、自分の置かれているこの理不尽な状況が最近になってわかってきたのですが、嘆いていても仕方がありません。

嘆きたい気持ちは山々なのですが、時間がただただ過ぎ去っていくだけです。

自分の置かれている労働者という立場があまりにも不遇なので、やはり最終目標はREに設定するのがいいのではないかと考えています。

そして、そのための手段としてFIを目指すことになります。FIとは資産収入だけで生計が建てられる状態のことです。

FIの状態になると、食うために働く必要がなくなります。つまり、働くことを1つの選択肢に変えることができ、働かないという選択ができるようになります。

FI到達のロードマップ:逆説的だが「今は全力で労働し、種銭を作る」しかない

ではFIに到達するためにはどうするか。

そのためには資産を増やすしかありません。そして資産を増やすには労働するしかありません。

労働しなくてよくなるためには、まずは労働をしなければならない。

逆説的ではありますが、持たざる者である以上仕方ありません。

これまでの資産推移は以下の記事で公開しています。自分で改めて見ても労働で資産を増やすのは長い道のりであることが分かります。

まとめ

この記事のポイントをまとめます。

  • 会社員が一年間必死に働いて稼ぐ金額を資本家は寝て稼ぐ
  • 嘆いていても仕方がないので、FIREを目指す
  • そのためには逆説的に労働を頑張る必要がある

結論としては、仕事を頑張ってお金を稼ぐというありきたりなものになります。

そして、稼いだお金を投資により増やしていくのですが、少しでもFI到達を早める手段として

  • 主体的異動(社内公募)による収入アップ
  • 節約による支出抑制

を行っていくのが私の基本戦略になります。

これらはこのブログでも力を入れているカテゴリーになります。

主体的異動(社内公募)については、私は前職のSEからハードウェアエンジニアにキャリアチェンジしました。職場で人間関係のトラブルを抱えていたのとAI時代にSEだと仕事が無くなるのではと感じたからです。社内公募のリアルは以下の記事で紹介しています。

節約についてはいろいろ取り組んでいますが、日々のお茶代の節約はすぐに始められ効果も出やすいのでお勧めです。

また、節約で特に重要なのは毎月かかり続ける固定費を削減することです。家賃は固定費の最たるものですが、以下の記事では家賃を下げるためにどのような点に気を付けたらいいか解説しています。