節約するには固定費を削減するのが重要です。そして、その額の最も大きいものが家賃になります。

ある程度勤続年数があり資産がある場合は、持ち家を買うのが資産形成上有利と考えていて、そのことについては以下の記事で紹介しています。

私の会社では独身寮が利用できたため、入居資格を満たす間は独身寮で暮らしていました。家賃は確か1万円程度だったと思います。水道光熱費も込みです。

これだけ安いと資産形成がはかどります。

ただ、メリットだけではありませんでした。

  • 巨大ゴキブリとの対峙
  • 閉まらない網戸
  • 水虫をうつされた共同浴場

など、耐え忍ぶ必要のある物件でした。

この記事では、私が経験した「地獄の独身寮生活」とそれによって得られた節約の成果について紹介したいと思います。

JTC独身寮のリアルな実態。家賃1万円の「地獄」とは

この独身寮は社員の間でも評判が悪く、同僚に住んでいることを話すと驚かれるほどでした。

若手が入寮してきても、数週間で引っ越してしまう例もありました。私もしんどかったですが、Z世代はかなりキツイと感じると思います(笑)

私も中々しんどかったのですが、何とか耐えきりました(笑)

物件の間取りについては以下のような感じでした。

  • 1R(6畳くらい)
  • 収納(1畳分くらい)
  • 窓一か所
  • 風呂トイレ無し(共用のみ)

この寮で経験したことの(ほんの)一部を紹介したいと思います。

巨大ゴキブリとの同棲。狭い1Rで逃げ場のない恐怖

廊下にも部屋の中にもゴキブリが出没していました。「ごきぶりホイホイ」やゴキブリ駆除剤がそこら中に設置されていたのですが、昼間でも堂々と廊下を歩いていました(笑)

部屋が6畳で狭かったので、部屋の中にゴキブリが出たときは大変でした。

狭い室内で大きいゴキブリと対峙するのは迫力もあり結構なストレスでした。襲ってきても逃げる場所がありません(笑)

夜寝ようとしたときに、カサカサ聞こえることもありました。寝てる間に口の中に入ってきたりされると困るので、中々寝付けなかったです。

あと洗濯物の中に潜り込まれたこともありました。

ランドリールームの洗濯機にかごに入った洗濯物を入れたときに一瞬何かが動いたような違和感があったのですが、じっと見てても何も動かなかったのでそのまま洗濯しました。

すると終わった後洗濯機の蓋を空けると、ゴキブリの体がバラバラになって洗濯物と混ざっていました。

うっわー(笑)

ゴキブリの足は垂直の壁を登れるようにとげがついているのですが、そのとげのせいでバラバラになった足がタオルの繊維に絡みついていて、それを一本一本手で外す羽目に。

さすがに気持ち悪かったので、残骸を取り払った後洗剤を倍の量入れてもう一回洗濯しました。

振り返ると、その前日に部屋の中でゴキブリが出現して洗濯ものの近くで見失ったんですよね。一枚ずつ洗濯機に入れるなど工夫できたかなと反省しています。

建物が歪んで閉まらない網戸。地震の恐怖と隣り合わせの生活

入寮した初日に部屋に入って窓を開けると、網戸が破れていてしかも窓枠と網戸のフレームに隙間がありました。

虫が入ってしまうため、たった一つしかない窓も開けられないと思ったので、寮の管理人さんに言ったら

寮の管理人

建物が歪んでるんですよね(笑)

なのでどうしても窓枠との間に隙間ができてしまうんですよね。申し訳ないですけど我慢してもらえますか。

。。。

啞然ですね。網戸だけの問題かと思ったら、建物の問題でした(笑)

その寮に住んでいる間は地震が怖かったですね。いろんな地震に耐えてきた建物のはずですが、歪んでしまっているなら次の地震で下手したら、と思っていました。

地震で生き埋めになったら資産形成どころの話ではないので、行き過ぎていた気もします。ちょっと危機意識が乏しかったかもしれません。

一応、会社所有の建物なので耐震チェックとかはしていたはずで大丈夫だったとは思っています。その後、倒壊したという噂も聞いていません。

共同浴場の罠。共用マットで水虫をうつされる想定外の代償

その寮は部屋の中に水場が無く、風呂、トイレは共用でした。

ここは嫌がる人は多いのではと思いますね。

ただ私は、家の中で一番汚れるのは水場なので、水場が無いのは掃除の手間が減るため肯定的に捉えていました。

ですがやはりデメリットはありました。

水虫をうつされたんですよね。

その寮に入るまでは水虫になったことが無かったので、最初は何なのかわからなくて、ただ水疱のようなものができて痛かったので皮膚科に行きました。結果は水虫でした。

患部の皮膚を少し採取して顕微鏡で調べるらしいです。水虫の場合は菌糸が見えます。

浴場の前に置かれていた「足ふきマット」が原因だったと思っています。

吸水性がいいふわふわした感触の「ゆらゆら(モール糸)」が表面にびっしり並んでいるタイプでした。水虫の菌が入り込んだら増殖してしまいそうな構造です。

一応手入れはされている感じでしたが、風通しのいい場所で干すくらいだったでしょうね。

結果的に、病院に行く時間と医療費がコストとしてかかってしまいました。

地獄に耐える価値はあるか?年間78万円を節約できる圧倒的メリット

なかなか大変な思いをしましたが、その対価としていくら節約できたか確認します。

その地域の相場と比較すると以下のようになります。

項目地獄の独身寮地域の相場
家賃1万円6万円
駐車場料金0円0.5万円
水道光熱費0円1万円(ざっくり)
水虫の治療費年間数千円0円
蚊取り線香代夏季のみ数千円0円
トータル1万円/月7.5万円/月

寮の場合、家賃は1万円で駐車場と水道光熱費はタダでした。一方、地域の相場は家賃6万円、駐車場0.5万円で、水道光熱費は普通の生活だと1万円くらいと仮定しています。

また、水虫の治療費と蚊取り線香代はひと月当りに換算すると数百円なのでここでは無視します。

両方とも全然高額にはなりませんでした。

トータルすると、寮は1万円/月で地域の相場は7.5万円/月となり、6.5万円/月の節約になっていました。

年間にすると78万円です。

節約はいろいろやっていますが、節約は年間で10万円もいけばいい方です。それが、寮に住むというだけで78万円も節約できるのはコスパは良いと言えるとは思います。

なお、その寮は食事の提供もありましたので食費も安く上がり、実際の節約の効果はもう少し高かったです。

そもそもなぜこのような地獄に耐えてまで節約するのか。それは会社員という立場が抱える「資本主義の残酷な構造」から一日でも早く抜け出すためです。私がFIREを目指している根本的な理由は以下の記事で解説しています。

まとめ:JTCの独身寮は、FIREに向けた最強の「戦略的待機所」である

私の地獄の寮生活についての紹介と、その結果得られた節約額について説明しました。

ポイントをまとめます。

  • 家賃の安い独身寮は安いだけあって住環境はひどい
  • ただ我慢できる場合は大きな金額を節約できる

この記事のような独身寮は人によっては許容できないとは思います。また、JTCであっても会社によっては必ずしも独身寮は無いので誰でもできる節約方法ではありません。

ただ、もし独身寮を利用できる場合は検討してみてもいいと思います。また、今現在独身寮に住んでいて住環境の不満がある人も、節約のためと割り切って年齢制限ギリギリまで利用するのも一案かと思います。

独身寮はピンキリだと思いますので、入った会社の独身寮が良物件だったらラッキーですね。

節約はもちろん住居に限ったものではありません。毎日飲むペットボトルのお茶も節約が可能です。誰でも出来てストレスもない飲料代の節約術も参考にしてみてください。

JTCの利点は寮・社宅だけではありません。最近では多くの会社で社内公募制度が導入されていて、環境を変えたい人は自分から主体的に異動を選択することができます。私もこの制度により年収維持でキャリアチェンジできました。